10月2010

第6回人間力向上セミナー【東京】

2010年10月31日

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埼玉県立がんセンター泌尿器科部長の影山幸雄先生が講演くださり、命と武士道の関係をみんなが理解できた素敵な一日でした。
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東京はどうしても年齢が高くなりがちでしたが、今回は20代30代が目立ち、本当に老若男女会員非会員問わず33名もの方がご参加くださいました。スタッフや講演者を含めると35名にもなりました。
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言葉を音としてとらえると、感情をセーブするためのフィルター役になるという教えも頂きました。言葉は自分も相手も変えてしまう強力なエネルギーで、嘘や中傷、悪口は自分を不幸に導いてしまうから、優しく慈愛を込めた方が良いとのことでした。
綺麗な心を楽しむことがよく、それは安らぎを楽しむ事だそうです。
良い話を聞き、みんなで和気あいあいと話した後は、とても気持ちがよく会場がとても良いエネルギーで満ち溢れていました。
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竹田先生が本当に体が大変な状態なのに、わざわざ歩いてお越し頂き、心から武士道協会を応援してくださっていることが、嬉しくてなりませんでした。ありがとうございました。
これからの武士道協会は「命と武士道」という切り口も持って活動して参ります。医療に武士道を取り入れる取り組みです。どうか楽しみにしていてください。
(武士道協会ホームページに関連記事)↓
http://www.bushido.or.jp/#news_20101031

名古屋の本山でさむらいスクール

2010年10月23日

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10月23日の日記
名古屋の本山でさむらいスクールを開きました。
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東山線の本山駅を降りて、坂を上っていくと、右手に大きな観音様。桃厳寺です。織田信長の父信秀公の菩提を弔う為に二男の信行公が建てたお寺だそうです。坂を登り切ったあたりに会場があります。
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加藤さんが居合道をなさっているのと、彩ちゃんが空手をしているので二人で勝負を!!
なんでルールが必要なの? とみんなで考えました。
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その後、全員で2人組になってチャンバラの真剣勝負のつもりが、最初は照れてしまい、なんとなくわざとらしい戦いに・・・しかし、終わりは剣道さながら真剣にたたき合い、新聞紙の剣が折れてしまいました。
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今日は、友達に声を自分からかけることの大切さを学んで頂きました。
そして、ルールがなぜあるのか、ルールをなぜ守らなければならないのかなどを考えました。いつも、動画やテキストに慣れている子供たちは、考えなければならない環境に戸惑っていました。でも最後には、お友達に今日のことを話してあげる、声をかければよかったと嬉しい感想を頂きました。中学2年生の彩ちゃんは、空手を習っているから学内でのイジメのターゲットからは除外されているとのこと。やはり武道は護身と自信のために必要なんですね。
武士道協会の副理事長の山谷えりこ参議院議員は、合気道をなさっていて、学校教育に武道を取り入れるように働きかけてくださった張本人。武士道は道徳の役割ですから、やはり学校教育に道徳も復活させて、両輪として教育を支えてほしいですね。
会場を提供してくださったスタジオパーク四谷の太田真理代表、本当にありがとうございました。
お父様やお母様に自信を持って育児をして頂き、日本の将来を担く子供を育成するためにも武士道を知ってほしいとおっしゃっていただき、本当に嬉しく思いました。
武士道協会ホームページに関連記事
http://www.bushido.or.jp/#news_20101023

水澤心吾さんの一人芝居

2010年10月21日

水澤心吾さんの一人芝居
『決断 命のビザ ~“SENPO”杉原千畝物語~』
のパンフレットができました。

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詳細はこちら↓
http://www.bushido.or.jp/pdf/2010/20101128_seminar.pdf
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第7回人間力向上セミナー は、下記の要領で行われます。
2010年 11月28日(日) 12:30~16:00(開場12:20)
12:30 レ・ベルフルールによるピアノトリオ生演奏
13:00 ご挨拶
13:10 一人芝居『決断 命のビザ ~“SENPO”杉原千畝物語~』
             一人芝居 水澤心吾氏

15:00 対談 水澤心吾氏 と 本多百代協会常務理事
16:00 閉会
参加費:3000円 (定員になり次第締め切らせていただきます)
会場:PHP研究所 東京本部12階(地下鉄半蔵門駅、5番出口右隣東急ビル)
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申込み:ご参加ご希望の方は、以下のリンクページより、ご希望されるセミナー名をご記入の上、 お申込下さい。お申し込みは
こちら⇒http://www.bushido.or.jp/contact.html
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人間力向上セミナー【東京】のご案内

第6回人間力向上セミナー
日時 : 10月31日 9時~13時
場所 : PHP総合研究所
      メトロ半蔵門線半蔵門駅五番出口直結
内容 :
  ◎9時30分~10時
   レ・ベルフルール による  ヴァイオリンとピアノデュオ生演奏
  ◎10時~開始のご挨拶
  ◎10時10分~10時~45分
    講話:影山幸雄先生
       埼玉県立がんセンター泌尿器科医師
       医療に本格的に“心”を取り入れた医師
    演題『人の命とは…病気に負けない心』
  ◎10時45分~11時~30分
    対談 : 影山幸雄先生 対 本多百代常務理事
  ◎11時30分~12時
    ブレーンストーミング
  ◎12時~
    発表、講評
会費 : 会員無料
   非会員1000円
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申込み:ご参加ご希望の方は、以下のリンクページより、ご希望されるセミナー名をご記入の上、 お申込下さい。お申し込みはこちら⇒http://www.bushido.or.jp/contact.html
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武士道の国際版 トルコ編

2010年10月20日

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武士道

先日、真に日本人として誇れる、魂が熱くなるような素晴らしいメールを友人から頂きました。武士道の国際版です。
この歴史を、多くの日本人に知ってほしいと思います。
とても良い話(今から約140年前起きた遭難事故から115年後の恩返しです)
このような日本国を誇りに思います!
和歌山県の南端串本に大島がある。その東には灯台がある。
明治三年(1870年)にできた樫野崎灯台。今も断崖の上に立っている。
石造灯台として現役で最古の灯台。
台風が大島を襲った。明治二十三年九月十六日の夜であった。
午後九時ごろ、どどかーんと、風と波をつんざいて、真っ暗な海のほうから音がした。
灯台守(通信技手)は、はっきりとその爆発音を聞いた。
何か大変なことが起こらなければいいが」灯台守は胸騒ぎした。
しかし、風と、岩に打ちつける波の音以外は、もう、何も聞こえなかった。
このとき、台風で進退の自由を失った木造軍艦が、灯台のほうに押し流されてきた。
全長七十六メートルもある船。
しかし、まるで板切れのように、風と波 の力でどんどん近づいてくる。
あぶない!灯台のある断崖の下は「魔の船甲羅」と呼ばれていて、海面には、 岩がにょきにょき出ている。
ぐうぐうわーん、ばりばり、ばりばりばり。船は真っ二つに裂けた。
その瞬間、エンジンに海水が入り、大爆発が起きた。
この爆発音を灯台守が聞いたのだった。
乗組員は海に放り出され、波にさらわれた。またある者は自ら脱出した。
真っ 暗な荒れ狂う海。どうすることもできない。波に運ばれるままだった。
そして、 岩にたたきつけられた。 一人の水兵が、海に放り出された。
大波にさらわれて、岩にぶつかった。意識を失い、岩場に打ち上げられた。
息子よ、起きなさい、懐かしい母が耳元で囁いているようだった。
「お母さん」という自分の声で意識がもどった。
真っ暗な中で、灯台の光が見えた。
「あそこに行けば、人がいるに違いない」
そう思うと、急に力が湧いてきた。
四十メートルほどの崖をよじ登り、ようやく灯台にたどり着いたのだった。
灯台守はこの人を見て驚いた。服がもぎ取られ、ほとんど裸同然であった。
顔 から血が流れ、全身は傷だらけ、ところどころ真っ黒にはれあがっていた。
灯台守は、この人が海で遭難したことはすぐわかった。
「この台風の中、岩にぶち当たって、よく助かったものだ」と感嘆した。
あなたのお国はどこですか?
「・・・・・・」
言葉が通じなかった。
それで「万国信号音」を見せて、初めてこの人はトルコ人であること、船はトルコ軍艦であることを知った。
また、身振りで、多くの 乗組員が海に投げ出されたことがわかった。
「この乗組員たちを救うには人手が要る」
傷ついた水兵に応急手当てをしながら、灯台守はそう考えた。
「樫野の人たちに知らせよう」
灯台からいちばん近い、樫野の村に向かって駆けだした。
電灯もない真っ暗な夜道。人が一人やっと通れる道。
灯台守は樫野の人たちに急を告げた。
灯台にもどると、十人ほどのトルコ人がいた。全員傷だらけであった。
助けを求めて、みんな崖をよじ登ってきたのだった。
この当時、樫野には五十軒ばかりの家があった。
船が遭難したとの知らせを聞いた男たちは、総出で岩場の海岸に下りた。
だんだん空が白んでくると、海面にはおびただしい船の破片と遺体が見えた。
目をそむけたくなる光景であった。村の男たちは泣いた。
遠い外国から来て、日本で死んでいく。男たちは胸が張り裂けそうになった。
「一人でも多く救ってあげたい」
しかし、大多数は動かなかった。一人の男が叫ぶ。
「息があるぞ!」
だが触ってみると、ほとんど体温を感じない。
村の男たちは、自分たちも裸になって、乗組員を抱き起こした。
自分の体温で彼らを温めはじめた。
「死ぬな!」「元気を出せ!」「生きるんだ!」
村の男たちは、我を忘れて温めていた。次々に乗組員の意識がもどった。
船に乗っていた人は六百人余り。そして、助かった人は六十九名。
この船の名はエルトゥールル号である。
助かった人々は、樫野の小さいお寺と小学校に収容された。
当時は、電気、水道、ガス、電話などはもちろんなかった。
井戸もなく、水は雨水を利用した。 サツマイモやみかんがとれた。
漁をしてとれた魚を、対岸の町、串本で売ってお米に換える貧しい生活だ。
ただ各家庭では、にわとりを飼っていて、非常食として備えていた。
このような村落に、六十九名もの外国人が収容されたのだ。
島の人たちは、生まれて初めて見る外国人を、どんなことをしても、助けてあげたかった。
だが、どんどん蓄えが無くなっていく。ついに食料が尽きた。
台風で漁ができなかったからである。
「もう食べさせてあげるものがない」
「どうしよう!」
一人の婦人が言う。
「にわとりが残っている」
「でも、これを食べてしまったら・・・・・」
「お天道様が、守ってくださるよ」
女たちはそう語りながら、最後に残ったにわとりを料理して、トルコの人達に食べさせた。
こうして、トルコの人たちは、一命を取り留めたのであった。
また、大島の人たちは、遺体を引き上げて、丁重に葬った。
このエルトゥールル号の遭難の報は、和歌山県知事に伝えられ、そして明治天皇に言上された。
明治天皇は、直ちに医者、看護婦の派遣をなされた。
さらに礼を尽くし、生存者全員を軍艦「比叡」「金剛」に乗せて、トルコに送還なされた。
このことは、日本中に大きな衝撃を与えた。
日本全国から弔慰金が寄せられ、トルコの遭難者家族に届けられた。
次のような後日物語がある。
イラン・イラク戦争の最中、1985年3月17日の出来事である。
イラクのサダム・フセインが、
「今から四十八時間後に、イランの上空を飛ぶすべての飛行機を撃ち落とす」
と、無茶苦茶なことを世界に向けて発信した。
日本からは企業の人たちやその家族が、イランに住んでいた。
その日本人たちは、あわててテヘラン空港に向かった。
しかし、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。
世界各国は自国の救援機を出して、救出していた。
日本政府は素早い決定ができなかった。
空港にいた日本人はパニック状態になっていた。
そこに、二機の飛行機が到着した。トルコ航空の飛行機であった。
日本人二百十五名全員を乗せて、成田に向けて飛び立った。
タイムリミットの一時間十五分前であった。
なぜ、トルコ航空機が来てくれたのか、日本政府もマスコミも知らなかった。
前・駐日トルコ大使、ネジアティ・ウトカン氏は次のように語られた。
「エルトゥールル号の事故に際し、大島の人たちや日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。
私も小学生のころ、歴史教科書で学びました。
トルコでは、子どもたちさえ、エルトゥールル号のことを知っています。
今の日本人が知らないだけです。
それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです。」

精神的に強い者(克己心)

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28回目のテーマは「精神的に強い者(克己心)」
自分に打ち勝つ強さ。
お不動様が左手に持っている羂索(けんさく)は縄を意味している。
この羂索はもともと仏教を信じない輩を教化するために、引き寄せたり縛ったりするものだったが、日本では、それに欲望を戒め自己に打ち勝つために使うものという意味が含まれている。
欲望を抑えて克己心を育てることは大変難しいことである。
自由・平等・平和 と今の人たちは謳い、人権を声高に主張する。
しかし、本当の自由とは何なのであろうか?
  
航空機に搭乗すると、常にシートベルトによって縛られている。
そして、離着陸時や乱気流に遭遇したときは、トイレすら行くことを許されない。
不自由さを感じるはずだ。
しかし、その航空機がアフリカのジャングル付近に到着し、
「さあ、今から降りて自由にしてください」
と放り出されたらいかがなものか。
いつ猛獣たちに襲われるかわからない。
蛇、毒虫、何がいるかわからない。
その時、身を守るために先ず自分のまわりに囲いを作ろうと思うのではないか?
広々としたジャングルでの自由って何を持っていうのだろうか?
人間が欲望を克己心により抑え、自分の感情に振り回されずに穏やかに精神的に穏やかに暮らせること、これが本当の自由というのである。
つまり、欲望に支配されず、感情に支配されず、自由な心でいること、これを自由というのであり、欲望に身をゆだねて他者の迷惑も考えずに好き勝手なことをするのは、自由奔放といって、自由という表現とは分けている。
本当の自由は、誰にも、どの様な事にも支配されたり、翻弄されたりしない心を持つことである。
つまり本当の自由が欲しければ、不自由さを楽しむことが前提であろう。
それには、小さい時から公徳心である武士道精神を植え付けなければ、種のないところから芽はでないのだから、克己心のある人間を育てることはできない。
ある一人の先導者を、素晴らしいと思うように仕向けられる教育は、最も不自由ということだ。
だから、民主主義がいいと誰もが思うのだが、民主主義は一人一人の人が、正しい知識と判断力を備えていなければ、成立しないことも理解しておく必要がある。
民主主義国家で無責任な国民ばかりがいたら、国は滅びる。
無責任な国民とは、誰かが何とかしてくれるだろうと思っている人、悪いのは政治家だと思っていて自助努力をしない人である。
さあ、それでは本当の自由を手に入れるためには何をすべきなのであろうか?
それは、活学をして、多くの偉人の中から尊敬する生き方をした先人を見つけてわくわくする気持ちを味わうことだ。
そして、その偉人の生き方を真似ることで、己を律する事ができるようになる。
心を律する事が克己心であり、本当の自由を得ることであることに、早く気が付くことができたら、競って武士道を学ぶはずではないだろうか。
 また我慢をすることと克己心を持つことの違いも正しく理解しておくことが必要である。

認めてもらい、好かれる人になるには

2010年10月15日

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27回目のテーマは「認めてもらい、好かれる人になるには」
 自分の魅力を肯定し認めて、自分の人生を楽しいものにすることで他者を救えるのである。自分で自分を否定する人ほど、他人に自分を認めてもらいたいと思う気持ちが強くなり、認めてもらえないことで、怒り、恨み、被害妄想にもつながっていく。己で自分という人間そのものを肯定できないから、自分の行為を他者に認めてもらおうとするのである。認めてもらうためには、その人に好かれ、その人の好むような行為をする人にならなければならない。その結果不本意なことをして、しなくてもいい我慢であってもせざるを得なくなり、ますます自分を追い込んで、粗末な扱いをしてしまうのだ。だから余計に自分は我慢をしているし、努力もしている、それなのに…という思いが強くなり、不満が充満してしまう。
 しかし、自分が我慢しているのは好かれるためなのだから、決してその人が我慢してほしいと思っていることを我慢しているわけではない。そこにズレが生じる。ズレているということを感じるには、自分の情動を把握する必要がある。それには、ある程度ゆとりと感性が必用となる。しかし、自分を粗末に扱ってボロボロになっているが故に、ゆとりも感性もない。だから、自己満足の範囲での努力であることすら理解できないわけだ。
 人に認めてもらいたいと思うなら、まず自分の魅力を自分で見つけてみよう。そして、自分の魅力を他人に知らせるための努力をしよう。そうすると努力が自分のためであることを自覚できる。だから、認められない場合は対策を考え、必死に努力する。それが自己対峙になる。そうしている内に、素直に自分を肯定できるようになる。そうなれば、あとは成り行きに任せているだけで、すべてがうまくいく。自分を肯定できるようになったときは、信念が生まれる。信念は物事の判断をするときの大黒柱となり判断力を高める役割を持っている。判断が早く正解の確立が高ければ当然自信もつく。自信がつくとゆとりが生まれる。その“ゆとり”が、周囲から認められるところなのである。自信があるからこそ素直になれるとも言える。素直とは感じの良い物である。評判が上がらないわけがない。

歴史教育と修身

2010年10月6日

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『私も一言物申す』 世の中に一言!! 一言私にも言わせて(^。^)
第11回目のテーマは「歴史教育と修身」
杉原千畝の一人芝居を、知人をお誘いしました。
実話で、日本の偉人として素晴らしいと思ったからです。
それに返事が来たのを読んでただただびっくりしました。
やはり、もっと学校教育に日本人にとって必要な歴史教育と修身を取り戻さないと、大変なことになると思いました。
その方は、「日本の偉人」と説明をしたら、「偉大な人も亡くなってかなりたっているし」という解釈をしているのに背筋が凍りました。
このメールの方は50代で小学校から大学まで続く学校にお受験をして小学一年生から通わせていた親なのですから、落ちこぼれの日本人ではないのです。
だからこそ怖くなりました。
以下に彼女とのメールのやり取りの一部を掲載いたします。
ぜひ皆さんでこの場にて、意見の交換をしたいのですが、投稿をお願いいたします。
呼び名などは変えてあります。
――彼女からの返信メール①――
御免ね宗教は興味ありません。会ってから随分たつね。創価学会は選挙近くなると連絡来るし瀅世の中も私も大変な状況ですが自分自身を保ち持ち続けるのは意外と大変。友人は家族の病気がキッカケで宗教に入り込み本人はそれで心の安定がある様ですが…傍から見ればやっている事が少し変だけど本人は気付かない。人の生き方は色々。仕事頑張ってね。子供が社会人になり親の役目が一段落したら次は自分の親が高齢化で…昔から繰り返されてる世代交代で私もその年代。親世代より体力も気力もないから大変です(^_^!)
――私からの返信――
………歴史の教科書にも載っていて、世界でも偉人とされているのが、杉原千畝(すぎはらちうね)で、宗教とは関係なく…………第二次世界大戦の辺りを調べたら、一人の決断で6000人のユダヤ人を救った出てきます。……………信念を持って生きていたら新興宗教になどには、はまりませんし声もかかりませんから、そんなに心配なさらなくても大丈夫ではないですか。…………
――彼女からの返信メール②――
突然のお誘いは殆ど宗教がらみだから。あまり興味ないのは事実で後免ね。偉大な人も亡くなってかなりたってるし。ただ私の携帯MOVAで容量少ないのに貴方のメールが5本に分割されて来て過去メールかなり消えたから私が案外困ってるけど、そんな事迄考えてないでしょ…。自分の奨める内容が良いと思うと他の考えは無視してる様な気がする。もっと視野を広くして色々な人の考えも受け入れて欲しい。知名度高い凄い人達は沢山いるけどその人に対して誰もが同じ考えではないから。私が貴方に誘ってくれて嬉しいと言わないと納得しないみたい

人間力向上セミナー【東京】の予定変更

2010年10月5日

人間力向上セミナー【東京】の第6回10月31日(日)、第7回11月28日(日)は、特別企画となり、内容と時間が一部変更になりました。
第6回 2010年 10月31日(日) 9:30~13:00 (開場9:15)
9:30 ヴァイオリン生演奏
10:00 ご挨拶
10:10 講演『人の命とは・・・病気に負けない心』
       講師:影山幸雄先生(埼玉県立がんセンター泌尿器科医師)
10:45 対談 影山幸雄先生 と 本多百代協会常務理事
11:30 ブレーンストーミング
12:00 発表、講評
参加費:無料(非会員の方は、1,000円を頂戴します)
会場:PHP研究所 東京本部12階(地下鉄半蔵門駅、5番出口右隣東急ビル)
第7回 2010年 11月28日(日) 12:30~16:00(開場12:20)
12:30 レ・ベルフルールによるピアノトリオ生演奏
13:00 ご挨拶
13:10 一人芝居『決断 命のビザ ~“SENPO”杉原千畝物語~』
             一人芝居 水澤心吾氏
15:00 対談 水澤心吾氏 と 本多百代協会常務理事
16:00 閉会
参加費:3000円 (定員になり次第締め切らせていただきます)
会場:PHP研究所 東京本部12階(地下鉄半蔵門駅、5番出口右隣東急ビル)
申込み:ご参加ご希望の方は、以下のリンクページより、ご希望されるセミナー名をご記入の上、 お申込下さい。お申し込みはこちら⇒http://www.bushido.or.jp/contact.html

掃除と武士道

2010年10月3日

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26回目のテーマは「掃除と武士道」
掃除をするとすがすがしくなりますね。
掃除は目に見えたところだけでなく、たまには心も体も掃除が必要です。たとえば、嫌な事、恨みたくなること、腹立たしいこと・・・これらは全て成長のために用意された心の食べ物です。だから、栄養素だけを吸収したら、残りカスは排泄しないといけないわけです。つまり、私たちはご飯を食べて、栄養を吸収したらあとは大小便を排泄しますね。それと同じです。
しかし、頭に入った心の食べ物は、意外とゴミばかりを大事にしまって便秘になっている人が多いように思います。便秘すれば吹き出物もでてお顔もブキブキが出て醜くなりますし、お腹が重く感じて不快です。それと同じことが心と頭で起きているのに、誰も気づかないから、鬱になったらい引きこもりになったり、ニートになったり・・・。いろいろと弊害が出てきてしまうんです。要らないものは早く排泄しましょう。つまり忘れてしまう努力をするということです。
でも、簡単に嫌なことほど忘れられないものだから、とらえ方そのものを変えていくのです。そうすると、忘れやすくすることができます。案外どうでもいいことって忘れてしまうでしょう。その線でいくのです。腹を立てると、血圧も上がり、血糖値も上がり、脈拍数も上がり、良いことないです。
恨んでいても、損するのは恨まれた人でなく恨んでいる人です。だって、刑務所に入っている人はみんな恨まれているはずじゃないですか。でも、けっこう元気に出てきているではないですか。それなのに被害者の家族は、病気になったり、一家離散してしまったり・・・恨むということが身体を壊すし、精神も病んでしまうものです。
嫌なことを人生の課題で、問題を解いているし、自分で設定してきたと思うことで、恨まずに済ますことはできます。許す必要はありません。悪い人だと言いふらしても良いんです、ニコニコ笑いながら淡々と事実を言いふらすのですよ。眉間にしわを寄せて嫌だという感情を込めて言ってはNGです。
聞いている人が笑い出すように話すことがコツです。
掃除をするのは本当に素晴らしいことです。お部屋が綺麗になっても気持ちいいし、綺麗に掃除された公衆便所に入るのも気持ちいですよね。掃除していない部屋は、浮浪者の方が異臭を発して街をいているのと同じ状態です。身体の掃除はお風呂に入って体を洗うこと、それに心もちゃんと掃除掃除しましょう。目に見えるところだけでなく見えないところを掃除することも大切なことです。自分に必要でないことを忘れるのが心の掃除です。

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