戦争のない地球にするためには

2010年11月7日

私も一言タイトル_ふきだし_2.gif
宇宙の仕組みは地球の仕組みと同じ、地球の仕組みは人間の仕組みと同じ、つまり、仕組みは宇宙と皆同じのようだ。人間の体の細胞は毎日細胞のコピーができては古い細胞が死ぬ。またその細胞のコピーができては古い細胞が死ぬ。これを21日位で繰り返しているから、親からもらった細胞はもうとっくに死んでいて、新たに自分でコピーして作った細胞を使って生きている。そして、考え方や環境の変化、加齢などにより、コピーされない細胞が出てくる。だから白髪にもなればシワも増える。
私たちは細胞が入れ替わりながら加齢しているのに、本人は全く気が付いていない。あるとき鏡を見てびっくり。老けた・・・とショックを受けて気が付くくらいだろう。
村上和雄教授は生と死はペアーだとおっしゃってらした。つまり、ずっと同じでもなく、ずっと継続されているのでもなく、死と生が繰り返されている。私たちの体の中の細胞が生と死を繰り返しているように、私たちももしかしたら地球の一細胞として生と死を繰り返しているのかもしれない。それが、日本という国が江戸、明治、大正、昭和、平成と綿々と受け継がれてきているけれど、全く違う世の中になっている。
私たちの体の中の細胞同士が喧嘩をしたり戦争をしたりすることはない。もし胃の細胞と心臓の細胞が喧嘩でもされたらたまったものではない。しかし、私たち人間は地球の一細胞である可能性が強いのに、戦争ばかりしている。そろそろ武士道を精神に取り入れて、細胞同士の無駄な争いを止めないと、地球が危ないように思う。
300年弱戦争をしない民族も地球上では日本だけだったようだし、今も事実戦争をしない年月が65年続いている。第二次世界大戦後戦争をしていない国を挙げてみたらいい。日本は本当に平和な国といってよいのではないだろうか。明治維新の時も、西欧諸国が船に乗って攻めてきた。日本は戦争を仕掛けているのではなく、戦争を仕掛けられている国といってよいのではないか。
竹島、尖閣諸島、北方領土、また外国から仕掛けられている。
日本から仕掛けたのではない。
もう少し、国民がみんなで考えることも必要なのではないだろうか。
そして、戦争のない地球にするためには、どうしたら良いか? をもっと真剣に考える必要がある。
武士道は戦争をしない国を作るために必要な心構えでもあると思う。他者を思いやり、日本が地球上の母なる存在の国となったら、だれも戦争を仕掛けてこないだろう。今はまだ、「のび太君」(漫画『ドラえもん』の登場人物)くらいにしか思われていないのだろう。日本人一人一人がもっと成長することが、国を守ることにつながっている様に私は思う。

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