NPO法人武士道協会

これまでの活動

 

2013年 活動内容
(2013年10月4日更新)

  • 12月21日(土)福岡忘年会兼武士道協会勉強会 於:わざわざ
  • 12月15日(日)人間力向上セミナー京都開催 於:ギャラリー369
  • 12月9日(月)理事会開催、総会開催 於:参議院議員会館
  • 12月8日(日)武士道協会忘年会 首都圏本部忘年会 於:人形町てんのてん
  • 11月24日(日) 人間力向上セミナー東京 於:池袋サイゼリア
  • 11月23日(祭土) 人間力向上セミナー京都開催 於:ギャラリー369
  • 11月16日(土) 福岡定例会&武士道憲章勉強会 於:ホテルクリオコート
  • 2013年9月23日  鹿島神宮参拝
  • 2013年9月22日  人間力向上セミナー東京開催(講師:草原克豪理事) 於:湯島天満宮
  • 2013年9月21日  人間力向上セミナー福岡開催(講師:本多百代常務理事)於:クリオコート
  • 2013年9月20日  広島講演・積極人間の集い(本多百代理事武士道講演) 於:ホテルヒロデン
  • 2013年9月13日 今戸神社参拝
  • 2013年8月19日  花園神社参拝
  • 2013年8月18日  人間力向上セミナー東京開催(講師:本多百代常務理事) 於:湯島天満宮
  • 2013年8月5日  福岡県支部打ち合わせ
  • 2013年8月3日   福岡県支部会議
  • 2013年7月22日  愛宕神社参拝
  • 2013年7月21日  人間力向上セミナー東京開催(講師:本多百代常務理事) 於:湯島天満宮
  • 2013年7月20日 人間力向上セミナー京都開催(講師:本多百代常務理事)於:東山堂ギャラリー369
  • 2013年7月19日 京都九州交流会、太秦映画打ち合わせ  於:東山堂
  • 2013年7月1日  福岡東京沖縄交流会
  • 2013年6月29日  福岡県支部発会式 於:ホテルクリオコート
  • 2013年6月18日  熱田神宮参拝
  • 2013年6月17日  神田明神参拝
  • 2013年6月16日  人間力向上セミナー東京開催(講師:本多百代常務理事) 於:湯島天満宮
  • 2013年6月11日  九州・東京交流会 於:博多
  • 2013年6月9日 人間力向上セミナー京都開催(講師:本多百代常務理事) 於:士心
  • 2013年6月5日  武士道協会役員会 於:参議院議員会館
  • 2013年5月27日  水天宮参拝
  • 2013年5月26日  人間力向上セミナー東京開催(講師:本多百代常務理事) 於:湯島天満宮
  • 2013年5月19日  人間力向上セミナー福岡開催(講師:本多百代常務理事) 於:クリオコート
  • 2013年5月16日  九州・本部打ち合わせ
  • 2013年5月14日 本部事務局&福岡県支部会合
  • 2013年5月11日  原始福音の会参加 於:ホテル井筒
  • 2013年5月11日  人間力向上セミナー京都開催(講師:本多百代常務理事) 於:士心
  • 2013年4月29日  首都圏地区本部打ち合わせ 於:池袋サイゼリア
  • 2013年4月21日  東京異動シンポジウム決起集会開催(青山参与) 於:湯島天満宮
  • 2013年4月21日  人間力向上セミナー福岡開催(講師:本多百代常務理事) 於:福岡
  • 2013年4月20日 人間力向上セミナー京都開催(廣森日出夫参与) 於:石清水八幡宮
  • 2013年4月10日  武士道協会役員会 於:参議院議員会館
  • 2013年4月4日  テラの研究所訪問 於:玉名
  • 2013年4月2日  九州・名古屋参与理事交流会 於:五光設計
  • 2013年3月30日 橋本秀孝参与 美術展開催 於:溜池山王
  • 2013年3月25日  芝神明宮参拝
  • 2013年3月16日 人間力向上セミナー京都開催(講師:本多百代常務理事) 於:士心
  • 2013年3月11日  榎木孝明参与個展開催 於:膳所・大津パルコ
  • 2013年3月10日  人間力向上セミナー東京開催(講師:本多百代常務理事) 於:湯島天満宮
  • 2013年2月28日  下坂本転出(京都⇒東京へ本部事務局移転)
  • 2013年2月25日  大国魂神社参拝
  • 2013年2月24日  人間力向上セミナー東京開催(講師:本多百代常務理事) 於:湯島天満宮
  • 2013年2月23日  九州東京会員交流会 於:新宿
  • 2013年2月17日  櫛田神社参拝、九州中国交流会
  • 2013年2月16日  人間力向上セミナー京都開催(講師:本多百代常務理事) 於:士心
  • 2013年1月27日  人間力向上セミナー東京開催 湯島天満宮新春祈願参拝・新年会
  • 2013年1月21日  明治神宮参拝 教育勅語の見直し
  • 2013年1月19日  人間力向上セミナー京都開催(講師:本多百代常務理事) 於:士心
  • 2013年1月18日 近江神宮参拝 2013年1月17日 原始福音 弓削田氏面会 滋賀県ホテル井筒
  • 2013年1月13日  筥崎宮・香椎宮参拝 九州地区本部打ち合わせ
  • 2013年1月11日  松山学園訪問

12月15日(日)【福岡・熊本】合同月例会&忘年会を開催しました。
(2013年12月24日更新)


日時:2013年12月21日(土) 18:00〜

幹事:森 二三夫(武士道協会福岡県支部事務局長)090-7379-4110

会場:博多駅前ホテルクリオコート2階

最寄駅:JR博多駅筑紫口駅前


内容:
昨年12月と今年6月に武士道協会の支部が九州に2か所設立されました。そこで、2013年の終わりに感謝して、九州の熱い人達が集まり、武士道元年を祝いました。神武東征にかけて武士道東征。九州は燃えています。一人の方も、初めての方も来年はぜひご参加下さい。連絡は森福岡県支部事務局長へ。

12月8日(日) 【東京】武士道協会交流会、忘年会 を開催しました。
(2013年12月24日更新)


日時:2013年12月8日(日)18:15〜

会場:水天宮てんのてん

幹事:平川雄二(武士道教教会参与) 080‐5974-7849

最寄駅:水天宮前駅、徒歩5分


内容:
平素交流のない離れた地域の人達が東京に集まり、国際色豊かに忘年会を開催し、この交流を基に新しい出会いが生まれ、今後の活動をどのようにしていくか、熱く語り合いました。 武士道は他者の為に何かをしているようでも、結局は総て自己成長の為になるということを肌で感じ体得していくことではないでしょうか。 自分を社会に生かし、誰かに喜んでもらえることを励みに毎日を生きられたらどれだけ幸せが来るか分かりません。来年はもっと多くの方々で集まれることを目指して、みなさんよいお年をお迎えください。

10月14日(月・祭) 人間力向上セミナー【京都】【東京】【福岡】を開催致しました。
(2013年11月21日更新)


【京都】

日時:2013年10月14日(月・祭)10:30〜12:30

会場:東山堂 ギャラリー369(みろく)2階

内容:『武士道8号(今の日本の現状)について考える』

司会:本多百代(武士道協会常務理事)


【東京】

日時:2013年10月20日(日) 13:15〜16:00

会場:湯島天満宮 梅香殿2階

内容:『武士道8号(今の日本の現状)について考える』

司会:本多百代(武士道協会常務理事)


【福岡】

日時:2013年10月26日(日) 15:00〜17:00

会場:天神ビル

内容:『武士道8号(今の日本の現状)について考える』

講師:本多百代 (武士道協会常務理事)

司会:松野國一 (武士道協会参与、福岡県支部副支部長)


同じ内容を3箇所で開催しました。
 領土問題を発端に、核を持っていること手出しが出来ないと言われているが、本当に核が抑止力になるのだろうか? という意見が出ました。原子力はある程度必要と考えている人もいれば、即時停止すべきという意見も有りました。武士道協会としては、原子力が可逆性になるまで使用は控えるべきであり、今現在作ってしまった以上可逆性にできるまで最高の人材を投入して研究を続けるべきであるという意見を押したいと思います。その為にも、原子力関係の方はこれからも研究にお力を注いで頂きたいのです。
 福岡のみ、「我慢」という点に焦点を当てて二元対立、限界(堪忍袋)などの講義があり、その後会場からの意見などを交流が有りました。愛国心を国民に抱かせる必要があるということなど、熱い意見が会場から出ていました。
 いかに平和な社会を作り持続するか? それには何が必要なのか? 必要と思いこまされていた事はないのだろうか? この点を原点に戻って見直す必要があるように思えてなりませんでした。
 皆さんの手作りの武士道協会です。会員の皆様がどんどん意見を出し合い、日本発の良い社会作りを実現していきましょう。

9月22日(日) 人間力向上セミナー【東京】を開催いたしました
(2013年10月30日更新)

日時:2013年9月22日13:30〜16:00

場所:湯島天満宮梅香殿

参加者:26名

講師:草原克豪理事)

内容:「新渡戸稲造の武士道を現代にどう生かすか」〜新渡戸稲造の「武士道」について〜


 1900年(明治33年)に英語で刊行された「BUSHIDO」は、武士道についての解説書ではなく、日本文化論の本である。この時期の日本は、明治国家の体制も整い、それまでの極端な欧化主義への反省から、日本的なものに対して目を向けるようになった。そのような時代背景の中で、内村鑑三(「代表的日本人」「余は如何にして基督教徒となりし乎」)、岡倉天心(「東洋の理想」「茶の本」)等による英文の名著が出版された。新渡戸の「武士道」もそうした時代の流れを反映したもので、彼の愛国心が書かせた本である。当時の文明国はみなキリスト教国であったが、新渡戸はこの本で、日本人はキリスト教徒ではないけれど、欧米人にひけをとらない優れた倫理道徳の観念をもっており、しかもそれは世界に通用する普遍性を備えているということを、外国人に分かりやすく訴えた。武士道はもともと武士の掟であったが、武士は一般大衆の憧れでもあったので、武士道は次第に日本人全体に根をおろしていった。新渡戸は、武士道は封建制を母体にして成立したものだから、封建制の廃止とともに制度としての武士道はなくなるとしても、その精神までなくなることはないと考えていた。ただし、これからも生き残るためには、儒教的な仁だけでなく、キリスト教的な博愛が必要だとの考えから、武士道という幹にキリスト教を接ぎ木する必要があるとの考え方をしていた。それを新渡戸は「平民道」という言葉で言い表したという講義を頂きました。

 武士道は時代に即して進化しておりますが、先達が学び、受継いだ日本人の高貴な精神の根本に変わりは無く、一所懸命に毎日を真剣に生き抜き、学びよりも実行する事を、身をもって教えてくれた新渡戸先生の実像が非常に良くわかりました。次回、武士道精神が亡びかけている現代において武士道をどの様に生かすか?本当に興味深い講演に期待が高まります。

 文責:青山誠

【福岡県支部だより】
(2013年10月25日更新)




 

武士道協会九州地区本部福岡県支部の松野國一副支部長兼協会参与が、書道のちょっと風変わりな書展に参加されました。そこで、本部より本多百代常務理事が訪問してきました。
写真にある龍の文字が、その時によって龍の頭に見えて、そこから黒い球が5つ出ているようになったりするそうです。その書を求めて会社に飾ったところ、とても仕事を上手くいくようになったとか・・・。そこで、この書展書の主催者であり、国際芸術文化賞(菊花勲章)を受賞された、友龍枠会主宰・宮廷書家の篠崎流水氏は、王羲之の書と関係があるともお伺いしました。
福岡で竹が豊富に取れすぎて困っていたとき、武士道協会参与で熊本県支部副支部長の平川雄二氏のご子息が、その竹を使って年に一度、精霊の祭りを開催することにして、竹の消費を助けるアイディアを出したとのこと。同じように、豊富に取れる竹に、篠崎先生は文字を書き、ギネスブックに掲載されている福岡の竹のツインタワーに付ける計画を立てていらっしゃいました。



武士道協会でも、老若男女が日本の良さをいつまでも身に着けていられるように、いろは歌を書き、神社に奉納する企画を立てたいと思っています。一緒に企画を立てようと思う方は、事務局へお申し出でください。お待ちしております。

【熊本県支部だより】
(2013年10月25日更新)




 

10月10日(木)
武士道協会本部の本多百代常務理事、立山雄二理事、九州地区本部熊本県支部副支部長平川雄二参与と福岡県支部副支部長の松野國一参与が、奈良毅先生とご一緒に、同じく武士道協会参与である春木伸哉宮司が守っている熊本の弊立神宮に参拝してきました。
木立に覆われたお宮は、初代宮司が天児屋命だそうです。祭神は神漏岐命 ・ 神漏美命 ・ 天御中主神 ・ 天照大神 ・ 阿蘇十二神で、とても穏やかで平和を好む神様だそうです。武士道協会の方針にぴったりで応援して頂けそうな神様達だと思いました。
また、お宮の中の木の幹に人の顔が写っていました。それは、私たちにはイエス・キリストに見えたのですが、人によっては昭和天皇に見えるという方もいらっしゃるそうです。


10月13日(日)
熊本県支部総会が、熊本県護国神社にて開催されました。本部から本多百代常務理事、立山雄二理事が出席しました。 
武士道協会九州地区本部熊本県支部顧問の木原稔衆議院議員の講演ありました。木原顧問の話は、日本人としての心構え、日本人として誇りを持った生き方を追求する内容で素晴らしい講和でした。これからの支部の発展に欠かせない一日となりました。こちらの神社は戦争で自分の愛する人や日本国民のため、命を懸けてくださった方々の御霊を祭っています。その英霊が良かったと思えるような子孫であるよう、木原先生のお話は胸にしみました。

今後より多くの熊本県民の方をはじめ九州の方々が一緒に作る武士道協会となることを願っています。平和は、一人一人が怒り、妬み、不安、恨みなどをなくすことで成り立つことです。みんな自分と同じに扱えば、きっと感動を与え、仲よく信頼し合えるのですが、自分の感情をコントロールすることの難しさは、頭で理解しただけではできそうにありません。
これからみんなで力を合わせ、心の平穏をえることから、平和な地球を目指しましょう。

7月21日(木) 人間力向上セミナー【東京】を開催しました。
(2013年7月29日更新)

日時:2012年7月21日(日) 13:30〜16:30
内容:防衛・愛国心と平和を両立させて幸せに生きるために、その1
講師:前半 青山 誠(武士道協会参与)
後半 本多百代 (武士道協会常務理事)
司会:岩瀬貴洋
会場:湯島天満宮 梅香殿2階(鳥居を出て蕎麦屋の2階です)


青山―本多コンビで講師のリレーをしたセミナーでした。防衛・愛国心というと、命を懸けるとか、敵が攻めてきた時はどうする? という話題になりますが、今回は、どういう生き方・考え方をすれば、同じ地球に住む人間同士が争わずに幸せに生きられるか。それには、相手を立て、なすべきことを自覚して生きることであり、基盤に神道があることを学びました。

 前半は武士道協会広報担当の青山誠参与の講義で、日本人の自然崇拝から発生した「和」の精神について、古事記や十七条憲法を例に挙げてお話がありました。古事記に出てくる「言向け和(やわ)す」は、「暴力ではなく言葉を使って相手を和らげる、或いは、帰服させよう」という意味の大和言葉であり、天孫降臨後の地上統一の基本精神でもあったと言われています。

 また、時代は移り第十七条憲法発令の時期に焦点を当てても、その第一条に、
「一曰。以和為貴。無忤為宗。人皆有黨。亦少達者。是以或不順君父。乍違于隣里。然上和下睦。諧於論事。則事理自通。何事不成。」とあります。簡単に申しますと、人としてまず最優先に守るべきことは「和を保つこと」であり、論議も協調・親睦の気持ちをもってすれば、何事も思うままになりますということです。このように日本では古の時代より和を保ち、言葉で納得してもらえるよう気長に努力をし、相手の気持ちを思いやろうという法律まであったのです。前半の結びとして、幕末の槍術家である山岡静山の
「およそ人に勝とうと思うならば、先ず自分に徳を身に付けなければならぬ。徳が勝れば敵は自然に降参する。真の勝ちとはそのようなものだ(およそ人に勝たんと欲せば、すべからく先ず徳をおのれに修むべし、徳勝って而して敵自ずから屈す、これを真勝となす。)」――http://rakudo.jp/より引用――
 という言葉が取り上げられ、この精神こそが武士道を学ぶ者にとっての理想像であるとのことでした。

 後半は武士道協会事務局長の本多百代常務理事からの講義で、「武士道憲章第1章、武士道とは天地自然の理法と共に生きる」から、身体が60兆の細胞でできているなら、地球には60兆の人間がいて、宇宙に星は60兆あると言われている。また、人間の体の約70%が水分ならば、地球の70%が水分でできていると言われている。このように、宇宙の仕組みを考えるならば地球という星で暮らすものは総て自分と同じと考えられる。つまり、世界を一つのものとして考える意識を持つことで真の平和を導くことができるというお話がありました。明治維新をもって日本は廃藩置県となり、戊申戦争を含む様々な遺恨が無くなりつつある昨今、近隣国と問題になっている歴史問題もいずれ地球人祖国日本となる時がきたら、笑って真実を話せる時が来るのではないか。そう想定したならば、我々が一番幸せと思う環境は平和であることですから、我々の視点も判断も平和を基盤とした判断ができるのではないか。今まで日本の為に命を賭して戦った勇者たちも、自分と同じ運命をたどる末裔を望みはしなかっただろう、間違いなくこんな思いは自分で終わりにしたいと思っていたに違いないという内容でした。

 今回のセミナーを通じて、「大和魂」という言葉の重みについて改めて考えさせられました。この言葉が初めて登場するのは、源氏物語だと言われていますが、平安時代当時の意味合いは、あらゆるモノ(当時は中国からの外来のモノ)と共存する精神性という意味で、もっともっと「和」についての崇高な意識が含まれていたのではないかと感じました。日本で暮らす者の中に伝わる生き方をしっかりと受け止めて、それをこれからの社会に活かすということを考えるならば、日本に古くから伝わるこの【大いなる和の精神】を学んだ者一人一人が、自らの身の周りで如何に実践をしていくかということがとても大切になるのではないかと感じる貴重な機会となりました。

文責 岩瀬貴洋

7月20日(日) 人間力向上セミナー【京都】を開催致しました。
(2013年7月29日更新

時間:2012年7月20日(土)10:00〜13:00
会場:東山堂 ギャラリー369(みろく)2階
演題:防衛・愛国心と平和を両立させて幸せに生きるために、その1
講師:本多百代(武士道協会常務理事)


今回は武士道協会理事で九州地区本部福岡県支部副支部長の立山雄二氏が参加下さり、人として生きる上での「規則と慈悲の心の両立」などを具体例を出しながら、全員で話し合いました。最近はマニュアルに頼った判断が多く見受けられるが、一つ一つ、心を大切にして臨機応変に規則を守りながら生きることの大切さを学びました。平和とはその積み重ねによって得られる幸せではないでしょうか。今回は地域を超えた交流ができたことが、新鮮で新たな風が吹いたように思いました。

6月29日(土) 九州地区本部福岡県支部設立記念式典が開催されました。
(2013年7月17日更新)

  • 日時:平成25年6月29日(土曜) 15:30〜21:00
  • 場所:ホテルクリオコート博多 4階宴会場
  • 参加人数:145名

■福岡県支部設立総会開催

役員決定

支部長  渡辺 正勝
副支部長  松野 國一、 立山 雄二
会計  中山 俊明、 中山 桂子
事務局長  森 二三夫
広報  本山 憲一
幹事  末石 藏八、津賀 政昭、江嶋 喜芳、川端 洋範
会計監事  矢口 昇二、 笠置 重子

■第一部 基調講演

・渡辺支部長の挨拶後5名の来賓を代表して地元の県議と市議の2名が挨拶

・講演会
演題:『今 日本に必要なものは武士道の心・・・』〜このままでいいのか日本人〜
講師:本多百代常務 理事、 宇都隆史 理事(参議院議員)

・パネルディスカッション
パネラー:宇都隆史氏、 江藤富士位氏、 末石藏八氏
コーディネーター:本多百代氏

■第二部 交流会

・演武(福岡大学少林寺拳法部)

・詩吟(吉田城世氏と弟子)


武士道協会福岡県支部設立総会を終えて

福岡県支部 副支部長 松野 國一


「武士道協会に命を賭ける」

 この言葉がどうしても私の心から離れない。今から1年半前の3回目位の親睦会の時である。本多事務局長を交えての食事中に立山理事が「私は武士道協会がおーとる(合っている)、これに命を賭けるばい」とつぶやいた。私は「命を賭ける」と云う言葉を聴いて立山氏を凝視した。腕組みしたその目は一点の曇りもなく真剣そのものだった。それに続いて、「やっと俺の死に場所が見つかった」と・・・。

 この熱い想いを何とかしてやろうと思ったのは、私ばかりではなかった。渡辺支部長の病気回復に合わせて6月29日と立ち上げ期日も決定した。具体的に武士道協会福岡県支部立ち上げのメンバーが結集して準備会は着々と進み始め、それに平行し武士道協会の目的、理念の確認、組織、各役割分担、講演会規模、テーマ、会場、広報なども流れるように決まっていった。

 それは、武士道という精神を潜在的に持ち合わせた日本人の大和魂が奮い立った瞬間だった。武士道協会という旗印の下に同志16名が集い、数回に亘り熱く日本の伝統・文化や日本人の生き方を語りあった。その後必ずカラオケが待っていて終電に乗り遅れることもしばしば。「武士道協会は福岡から」と福岡の男や女の意気は高く改めて南の人種はお祭り好きである事を思い知った。

 子供の頃から「悪い事をしたらバチがあたる」「お天道様がみてるよ」といつも親からたしなめられた。バチは誰が下すのかは疑問であったが、その教育こそが日本人の思想の中に「八百万の神々」という自然崇拝と親孝行を当たり前に思う心が育つ礎となった。すべての宗教を神道の中に上手に取り入れ、日本流に独自の文化を形づくった事は多くの事例や歴史からも伺える。

 グローバル化の中でヘッジファンドが一国を崩壊させるほどの金融資本主義が世界を席巻し、日本の良い伝統や文化もこの荒波に飲み込まれ、平成日本は完璧に拝金主義に成り下がってしまったかのように見える昨今、金の為なら身内も殺すというあまりにも悲しい時代の到来である。しかしあの忌まわしい3.11を境に、日本人は先人たちが命を懸けて守ってきた心を思い出し、己の血に流れる日本人の誇りにやっと気付くことができたのだ。

 思えばデザインの世界に入って早や44年、何も無い所から新たな形を創りだすのが仕事であるが最近のデザインは有形のモノだけではなくて、未来デザインや平和なデザインのように目に見えないデザインの領域が拡大してきた。武士道協会はまさにこの無形のデザインであろう。

 デザインの基本の考え方は

  1. 分かり易いデザインコンセプトであること
  2. 開始から完成までのプラン、ドゥ、チェック工程管理ができていること
  3. すべてにバランスが取れていて最高に美しいこと などを押さえる事が重要。

これになぞらえ武士道協会をデザインの考え方でみると

  1. 日本独自の文化・伝統に育まれた倫理・道徳観を蘇らせ、真に世界に誇れる高潔な人づくりと社会を築くために(デザインコンセプト)
  2. 理想とする世界平和に向けて完成まで着実に草の根運動を展開し(工程表を描き)
  3. バランスよく誰からも尊敬される美しい(バランス、美しい)武士道協会になるように会員の思いを一つに結集させる

この様に、非情に分かり易く説明することができる。

結びとして、武士道協会福岡県支部発足を機に今日から「武士道の精神」を一から学び、それを自分にできる小さなことから実践し、天地自然の理法と共に生き、高潔で思いやりのある世界に誇れる日本人になろう! と申し上げたい。

世界が新しく蘇生の兆しをみせた武士道協会福岡県支部設立総会・記念講演会だった。

6月16日(日) 人間力向上セミナー【東京】を開催致しました。
(2013年7月4日更新)

この会は、会員の青山誠氏が企画し、岩瀬貴洋氏が協力し、実現した会員のための会員が企画したシンポジウムでした。

時間:13:00〜16:00
会場:湯島天満宮梅香殿(手水舎から鳥居を出たパン屋2階)
演題:異道シンポジウム 〜剣道、居合道、医道、の視点からの武士道〜
パネラー:
糸賀 睦夫先生 茨城県剣道道場連盟理事、茨城県実業団剣道連盟理事長他
黒澤 雄太先生 日本武徳院試斬居合道主宰
沢  丞先生 川崎幸病院副院長兼内科部長、武士道協会参与
長堀 優先生 横浜船員保険病院副院長兼外科部長、武士道協会参与
コーディネイター: 本多 百代 先生 武士道協会常務理事兼事務局長 ラインエイジ社長
演武:日本武徳院主宰黒澤雄太先生の居合演武
鬼気迫る迫力で、斬るというエネルギーの凄さを実感しました。



「人間として生まれた我々が、その一生をどの様に生きたらよいのか?」
【道】(剣道・柔道・書道・医道・等・・・さまざまの視点からの武士道)を究めようと意識して生活をしていらっしゃる先生方に、その道の「到達点」は何か?何を目指して日々を過ごしているのか? など実践方法を伺うことで、我々が平素の暮らしの中で志や理念を持つことの大切さを知り、そして、生きることの意味、逆境を乗り越えることの意義を探し出し、実践に移すための第一歩を踏み出せるようにするための会としたく、企画実施いたしました。
 この場を借りて、快くご協力を申し出て頂き、手弁当でご参加くださった先生方に心より感謝を申し上げます。

 シンポジウムから、
・道を目指し到達点に達するという思いよりも、それぞれの道を極める為に行わなければならない日々の精進をする過程が大事である。
・西洋の二元論に対し東洋の善悪不二、生死一如、陰陽を一つとした東洋の一元化的思想こそが今後の医療が目指す道であろう。
・肉体や欲望には限りがあるが、精神(思い)は無限であり利他の心意気こそ人間の生きる道ではないのか。
・自分の持っている拘りを捨てた所に本来の自分があるのであって、今持っている価値観を疑い、目指している道の延長線上に本来の自分の心がある事が認識できるように日々の修練を積み重ねる。

など、道を究めるために日々行っている先生方のご意見として出ました。
また、書物等による知識を如何に智慧に変えていくか、得た知識を如何に実践しその智慧を他の為にどの様に役立ていくのかという、まさに武士道協会ならではという質問もありました。
 修行を積んだ達人はむやみに刀を抜く事はないといえるでしょう。いや、道を極めれば極めるほど刀を抜く必要が無くなるということだと思います。つまり、修行を積んだ剣術家は刀を抜く事無く、気迫で相手を参らせる事ができるということ、つまり、戈を止めることを極めた生き方であると言えるわけです。これが、我々武士道を極めようとする者の到達点ではないかと思いました。
 己を高める事により、武器としての道具で人を殺すのでは無く、己の崇高な精神で相手を参らせることが出来るようになる事が道を極めた人の到達点ではないかと思います。また、到達したと思うことが慢心であり、到達点はまた次の目標に対する出発点であることを自覚することが、周囲から達人と言われる人なのではないかというところに至ったのが今回のシンポジウムの結果でした。
 とても充実した一日となったと自負しております。

6月9日(日) 人間力向上セミナー【京都】を開催致しました。
(2013年7月4日更新)

会場:東山堂ギャラリー369
演題:平和と武士道 〜平和を推進し、且つ、自国を護るための武士道とは〜
講師:本多百代(武士道協会常務理事)
時間:11:00〜13:30

 沢山の仏像やお曼荼羅に囲まれ、茶菓を頂き語り合う楽しいひと時を過ごしました。落ち着いた環境を提供して頂き、木村理事(東山堂社長)に感謝でいっぱいでした。  確かに自国を護り戦争がおきない状態でなければ平和はありません。それならば、日本国憲法を日本人が守っていれば平和でいられるのでしょうか?逆に戦をしてでも国や領土を護れば平和になるのでしょうか?
 今私たち日本は日本固有の領土である竹島、尖閣諸島、北方領土などの領土問題、北朝鮮の拉致問題、韓国・中国との過去の歴史観相違など、様々なところでお隣の国々と角を突き合わせる状態です。日本を除いた他国には、徴兵制度で鍛えられた経験をもつ民間人が沢山いますが、日本は目の前で女性が刺されても、そこに居合わせた人の中からビデオを撮る人はいても、助けようと犯人に立ち向かう人は一人も出ませんでした。殺人訓練をうけていない民間人が犯行に及び刃物を振り回していたのですら立ち向かえる人がいなかったのが現状です。このような平素の生活ぶりで銃や剣をもった他国の戦士が乗り込んできた時に、果たして戦える人が何人いるでしょう。中国や北朝鮮、韓国は日本が憲法9条を守っているのを見て絶対に戦争を仕掛けてこないでしょうか?
 幕末の戊辰戦争も西南戦争も平和を導くための戦争でした。また、同時期の水戸は会津や長岡のような激戦地ではありませんでしたが安心して暮らせる社会でしたか? 明治維新後、一般人の誰もがこれで平和になると思ったことでしょう。しかし、江戸時代300年弱の平和が破られたとたん、それから100年もない内に、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と大戦続きでした。「八重の桜」を見ていて涙が出るのは、誰もが戦争の悲惨さを共感するからではないでしょうか。女・子供が白装束で自刃していかなくてはならない状態が美しい日本、美しい社会と言えるでしょうか?あの時、国(藩)をかけて戦っていた人々の子孫の全員が、現在では誰もみな同じ日本人として祖国日本に生きる仲間として、会津と長州はいまだわだかまりがあるとも聞き及ますが、普段は何もなく同じ日本国民として生きています。
 ということは、地球という星で生きている生きとし生けるものは、どんなに敵味方に分かれて戦ったとしても、いずれは総て同じ地球人として仲間となる日がくるであろうと考えらえると思いませんか?それならば、同じ地球に生きる国々で殺し合いの戦争をして、自分の言い分を通して言いあっていても、将来は皆同じ星の仲間となる日が来るのではないのでしょう? この地球にはもともとは小さな区分けでそれぞれに原住民が住んでいたのだから、すべて原点回帰すべきと言えるでしょう。
 そういう視点も認めた上で、改めて領土問題など様々な問題を考える必要が大いにあり、それこそが「戈(ほこ)を止(と)める(武)ことを士(きわめ)た生き方(道)」を考える大切な機会となると確信しております。そこで、この演題でしばらく(10月の武士道8号を語り合う会まで)続けて参ります。語り合おうと思う方は、ぜひご参加ください。ただ、今のところ突然のご来場も歓迎致しますが、会場の関係上少人数しか入れません。そこで、なるべく事前にご連絡をいただければ安心です。

 ご連絡先は、廣森日出夫武士道協会参与 080-5974-7848
 或いは、武士道協会本部事務局担当外崎(とのさき)03-5325-2660 宛ご連絡ください。

4月21日(日) 第53回人間力向上セミナー東京 「異道シンポジウム開催のための決起集会」を開催致しました。
(2013年5月20日更新)

 6月に予定している「異道シンポジウム」を開催するにあたり、会員の方々を中心に18名の参加者による決起集会が開催されました。武士道協会会員が、其々、人生をどの様に生きるべきかを思索する中で、柔道・合気道・茶道・書道等、日本には様々な日本文化の本質である【道】があるということを参加者全員で確認致しました。
そして、其々の【道】の目指す所は同じであり、其々の【道】を究める方々の目指す「到達点」を伺う事により、我々会員が日々の暮らしの中でどの様に実践していくべきかを考えるという、シンポジウム開催の目的についても意識を共有致しました。
参加者の中には居合道・合気道・書道などを実際に修養している方々もおり、それぞれの考える【道】についての意見交換も行われました。 シンポジウムでのパネリストも大方の人選が決定され、当日のスケジュールも概要がまとまりつつあります。このような壮大なテーマに取り組むことは、非常に困難を伴う作業であるとは思いますが、参加された方々が口々に話された「面白い企画」「日本にとって有意義である」という言葉を聞き、一人一人の力を合わせて困難に向き合う価値があるという考えを共有できたのではないかと感じました。

とにかく6月の第1回目シンポジウムを成功させ、将来的により精度の高い、より有意義なシンポジウムを創り上げていきたいと感じました。

4月21日(日) 人間力向上セミナーin福岡を開催致しました。
(2013年5月20日更新)


【講演内容】
一部:本多百代武士道協会事務局長の講演 [思いやりの心と日本人]
二部:参加者全員による車座討論会

 武士道とは日本古来から生まれた道徳心であり[自然を敬い畏怖し先祖を尊び親に孝行する生き方]のことです。相手が武器を使わないでいいような、周りから尊敬されるように精神と肉体を鍛練し「武士道」の武の語源のように「戈」を「止」めて人間力を極めましょう。  本多先生の話をいつ聞いても自分の未熟さと未完成さを気付かさせて 頂き猛省しきりにである。武士道は実戦有るのみ、今からやっても遅くないと自分に言い聞かせて発奮している。

4月20日(土) 人間力向上セミナー京都を開催致しました。
(2013年5月20日更新)




 日程が合わなくていらっしゃれなかった方々が多くて少し残念でしたが、石清水八幡宮へ参拝致しました。 神社の中で一番多い八幡さま、応仁天皇が主祭神です。ロープウェイもありますが、私達は車で上がりました。神様は高くて尖った所におりていらっしゃるというのが本当のように、神社は確かに高いところにありました。ナビがなかったら八幡市駅から行けなかったと話していました。
厄払いのお守りがあり、一枚の板のお守りの半分が厄と書いてあり、もう半分は福と書いてあります。もちろん厄を神社に置いてきて福を持ち帰ります。有難いと思いました。また 、お宮の入口では走井餅が売っていて、昔ながらの製法でつかられているため、直ぐに固くなってしまいますが、美味しかったです。 日本人のルーツとも言える神道は、武士道の根幹でもあります。神道の、自然と先祖に畏敬の念を抱き、感謝と謙虚な気持ちを何よりも大切にする生き方こそが、私達が心穏やかに生きる最善の方法に思えます。

3月10日(日) 第52回人間力向上セミナー東京 「山岡鉄舟-知られざる無刀流と熊沢蕃山-」を開催致しました。
(2013年5月20日更新)




 今回、山岡鉄舟と熊沢蕃山との思想の共通性についてのセミナーとなりました。
山岡鉄舟が禅により剣禅一如を唱えたことは有名ですが、その思想と中江藤樹の高弟であり、陽明学者として有名な熊沢蕃山の思想との共通性について、参加者の誰もが疑問を持っていました。山岡鉄舟が重宝したと伝えられる「猫の妙術」「芸術大意」を基にセミナーが展開されました。 「熊沢蕃山先生芸術大意」という鉄舟の写畢が、明治18年1月3日日付で全生庵に残されています。芸術大意とは、熊沢蕃山が芸術(主に剣術)についての心構えを解説した文書であり、ポイントは「心の持ち方」を重要視している点でした。
何事においてもこだわりを持たない事、自分と他人を意識しない事、周囲のどんな環境においても自分の心だけは自由であり、その持ち方によって人生の結果が大きく異なる事などは、無刀流の掲げる「捨身を正体として自我を無くし、迷いや曇りのない明鏡の心を以って、時々刻々敵の心と技とを映し取り、千変万化に応ずるもの」という真理ととても近い共通性を持っているのだということが明らかにされました。

後半は、参加者同士で自らの実生活において「こだわりとは何か?」というテーマでの意見交換が行われました。自らが日々ぶつかる様々な事象に対してこだわりを持たない事、そのためには何が本質であるかをよく理解しなければならないと思います。お金・地位・名誉など誰しもが、ついつい憧れてしまうものがこの社会には溢れています。当セミナーに参加したからには、決してその事象に惑わされない自分を作り上げなければならないのだと感じたため、今後、武士道協会での学びにより、そのような見識を養っていこうと決意を新たに致しました。

1月27日(日) 第51回人間力向上セミナー東京を開催致しました。
(2013年5月20日更新)




  今月は人間力向上特別セミナーとして、日頃研修会でお世話になっている湯島天神への初詣ツアーを開催致しました。
「人として如何に生きるべきか」を真剣に追い求め、実学を学ぼうとしている我々武士道協会会員にとって、学問の神様である菅原道真公を祀っている湯島天神は特別な意味を持っており、参加者それぞれが今年の自らの学びが少しでも進歩するよう祈願をして来ました。参加者20名で昇殿し、神主様から祝詞を奏上して頂き、日頃の自らの求道の心掛けにとって、更なる緊張感を持つことができました。

 その後開催された懇親会では、現在の日本の様々な社会問題や武士道協会の在り方などについて話し合い、本多事務局長を交えた意見交換が行われました。「現代の日本に生まれた者として、どう生きるべきなのか?」「武士道協会会員としてどう生きていくべきなのか?」など、今後セミナーを通じた参加者同士の学び合いの中で、自らの考えをまとめていけるだろうと強く感じることができました。