仕事と遊び

2010年8月16日

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武士道ワンポイントレッスン
20回目のテーマは「仕事と遊び」
仕事をするということは、先ずは誰もが自分の生活を支えるためにしています。
言い換えると「お金を稼ぐため」に働いているということです。
しかし、生きていくために必要なもの、例えば、食べ物、着る物、寝具、文具、家電など生活をする上で最低限必要なものを買うために働いていることも確かです。また、少しゆとりが出てくると、趣味や娯楽のために使うお金、車や海外旅行、ブランド品など欲しい物を買いたいと思います。ただ単に、この様なものを買い、貯金をして、目標は結婚する事、なとど言っていたら、長い人生を考えた場合、いかがなものなのでしょうか?
結婚が悪いといっているのではありません。
結婚に夢をもって、結婚したらどうしたいのか? という目標を持つことが望ましいと申し上げているのです。
仕事をする目的が生活費のためであり、最終目標が結婚だったとしたら、結婚した後は辛さしか残っていない・・・となってしまうのではありませんか? 
せっかく生まれたこの一生を、後悔しないで済む様に思いっきり遊び、それを思いっきり楽しむ。
この様な生き方をしたら苦しい事が起きても乗り越える力が湧いてきます。
それを、ただお金を稼ぐためだけに働いていたら、殺伐とした精神状態になり、心の潤いがなくなってしまうのも道理です。
仕事は苦しいものという考え方は西洋の考え方です。
だから、西洋ではリタイア(定年)を迎えると「おめでとう」と言います。
日本でそんなことを言ったら落ち込んでしまいます。
日本では「まだまだ、あなたの力が必要なのに残念です」と言うと喜んでいただけます。
それでは、仕事とはどの様なものなのでしょうか。
一言で言うと仕事とは「遊びの一つ」です。仕事も遊びなのです。
サーフィンが趣味で仕事の合間に遊びに行く人がいますが、プロのサーファーやサーフィンの講師はサーフィンが仕事です。
映画を観に行く人はたくさんいます。
平素の疲れを癒すためだったり、ストレス発散だったり理由は色々ですが、映画評論家は映画を観ることが仕事です。
ヨガも、ピアノやギターも、趣味の人もいれば仕事の人もいます。
つまり、仕事と遊びの境目は「誰よりも上手になるくらい努力したか、適当にしたか」なのです。
今皆さんは仕事をしています。そ
れは、他の誰よりも一生懸命努力したことが仕事になっているはずです。
そんな努力をしてこなかった・・・とおっしゃる方は、人生も何となく過ごしてきてしまったはずです。
資格のない事務員だから命がけでやるほどではないと思う人、それは間違いです。
どんな雑用でも一生懸命取り組めば、生き方も評判も変わってきます。
事務の仕事が雑用ばかりだったら、誰よりも上手にコピーを撮ったり、どんな美味しい喫茶店にも引けを取らないくらい上手にお茶を入れたりすれば、それがまた新たな仕事になります。
この様に、仕事とは誰よりもその事について努力した結果なのです。
だから、遊びの延長線上にあると思ってよいわけです。
それならば、今与えられた事を、誰よりも一生懸命に、誰よりも真剣に、誰よりも工夫したら、今後どの様な結果があなたを待ち受けているでしょうか? 
想像してみてください。
楽しくて仕方なくなるはずです。
努力は中途半端にしていると苦痛になります。
真剣にならずにいい加減にしていると嫌気がさしてきます。
工夫もしないでただ毎日同じ事を繰返していたら飽きがきてつまらなくなります。
仕事とは、当たり前のことを誰よりも一生懸命取り組み、夢中になって努力をし、真剣に工夫をすれば、何よりも楽しい遊びなのです。

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