丹田呼吸調息法

調息法に、努力呼吸➡丹田呼吸➡体呼吸の三段階がある。
この中の丹田呼吸調息法は、つぎのとおり
丹田呼吸は、体幹呼吸であり、肛門呼吸、腸管呼吸である。
「体幹の道筋」は、
①足裏母子丘、小指丘、湧命から、脚内側、付け根までの「脚部体幹」、
②肛門から直腸、大腸、小腸の腸管、鳩尾(胃)、食道までの「腹胸部体幹」、
③気道、鼻腔口、脳、頭頂までの「頭部体幹」
である。
「丹田」はどこにあるのか
②の「肛門から直腸、大腸、小腸の腸管」の正中線の真ん中辺り、
骨盤の仙骨の辺りにある。
丹田は、体幹の道筋の呼吸の気の力の心臓である
意識するのは、筋肉ではなく「道」であり「筋」である
「体幹道筋呼吸」、
呼吸は、まず「呼」して「吸」する、「呼」が大事、
人間はオギャーと呼して生まれ、ほっと呼して、息を引き取り死ぬ。
「深呼吸しましょう。はい吸って、はい吐いて」は間違い
まず「呼」する8拍、
鼻呼吸と口呼吸、原則は鼻呼吸が良いが、鼻が詰まっているときは口呼吸でも良い
そもそも調息とは、物質としての二酸化炭素を排出して酸素を取り入れることではなく、体内に滞留している悪気を排出し、天地の霊気を取り入れることであるので 、「 通気口」さえあれば良い
体幹道筋で開口部が、肛門と口と鼻、呼吸の時に鼻を意識して開ける、口を開けない、そもそも呼の時は鼻も開けない、
「呼吸=息」とは「気=意識の塊」を「体幹道筋」の中=「正中線」を上下、左右、前後に移動させる、
気の集中凝縮意識と気の解放弛緩意識。
呼=集中凝縮と吸=解放弛緩の 8→2、8→2 の繰り返し(丹田体幹道筋呼吸)➡体呼吸➡丹田呼吸➡体呼吸。
体呼吸とは、意識からの解放、無意識、無我、
体=「人の本」のみ。
「存在」今、現在、現世の我、自分、現時点の地球だけではなく、未来の自分、子々孫々との繋がり、過去の先祖代々からの繋がり、
過去現在未来の体の道筋、
体を支える土、地球、宇宙のとの繋がり、天上天下唯我独尊ではない、全てによって生かされている体、自分。
外部から分けられた自、「息とは、自らの心」、
心とは、中心、核、真ん中。
ありがとうございます
合掌

タイトルとURLをコピーしました